日本象牙彫刻会は、当時活動していた多数の小会を統合すべく、自立した彫刻家としての純粋な作家集団を築くという理念のもと、昭和40年に結成いたしました。以後、昭和53年の「第一回日本の象牙彫刻展」から現在に至るまで、伝統文化の継承、そして新たなる試みへの模索という目標を掲げつつ、活動を続けて参りました。その歴史の流れには、ワシントン条約を始めとする幾多の苦難がございましたが、私達作家の絶え間ない鍛練、そして私達の活動を支えてくださる方々の情熱により、今日に至っております。
象牙彫刻や根付と申しますと、伝統的な様式や過去の遺物とイメージなさる方が多いかと思われますが、当会は、そういった伝統的な技術や手法を研究し、それらを最大限に活かすことにより、新しい感覚の作品を創造することを理念としております。
その結果、使用する材料に関しましても、象牙に限らず木材、石材、琥珀、鹿角、金属、鼈甲と、多種多様であり、意匠も様々です。
この度は、私達作家の続けて参りました活動について、少しでも皆様に興味を持って頂けたらとの思いで、このようなホームページを立ち上げることとなりました。若手は20代から、80代に至るまでのベテラン作家が、互いに自由な意見を交わし合い、創作に励んでおります。現役作家による懇切な指導のもと、教室も開講いたしておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
日本象牙彫刻会 |